武蔵野市では、介護保険が始まる以前から、各サービス提供事業所の連絡会を発足し、
連携体制づくり、数多くの研修会を開催する等、
専門職のスキルアップを図ってきました。
その結果、質の向上、多職種連携については大きな成果を得たものの、
人材の不足は全国的な課題であり、
武蔵野市にとっても深刻な状況となっていました。
平成29年8月には、『人材確保・育成検討プロジェクト』を市役所内に立ち上げ、
総合的な人材育成の検討が行われました。
そして、2023年度までを計画期間とする第3期健康福祉総合計画において、
人材育成の中核となるセンター設置が掲げられたのです。
新たに設置されたセンター運営委員会では、専門職や、地域の担い手も含めた福祉人材の育成など、
具体的な取り組みを協議し、開設に向けた準備を進めてまいりました。
そして、平成30年12月1日に『武蔵野市地域包括ケア人材育成センター』が開設となりました。
なお、この事業は、公益財団法人武蔵野市福祉公社が市から受託し運営します。